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一寸のハエにも五分の大和魂・改
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Re: シラホシハマダラミバエとタ... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2026/02/17(Tue) 08:38:35 No.12111  引用    New!
UG様.

この2種類は紛らわしいですね.わたしもよく混乱します.

写真の画像は,どちらも胸側部が広く黄色ですのでタテジマハマダラミバエです.シラホシハマダラミバエは胸側部が真っ黒です.

その他,r4+5室に2つの透明紋を持ち,小楯板の中央に白色の縦帯を持つのがシラホシハマダラ,r4+5室に1つの透明紋を持ち,小楯板が黒くて末端が狭く白いのがタテジマハマダラです.
なお,透明紋は時折小さくなることがありますので注意が必要です.

ここらへんの区別点は,北隆館の原色昆虫大図鑑III(1965)や,新訂原色昆虫大図鑑III(2008)に書かれています.

このr4+5室の透明紋の数で,Hancock(2011)のcuplet28でRioxoptilona formosana (Enderlein, 1911), Lenitovena trigona (Matsumura, 1905)の両種に分岐しています.

ご指摘のように,朝日新聞の「タテジマハマダラミバエ/柑橘にくっついて」はシラホシハマダラですね.他にも逆になっているページがちらほらありますね.

Re: シラホシハマダラミバエとタ... 投稿者:UG 投稿日:2026/02/16(Mon) 18:50:51 No.12110  引用    New!

Re: シラホシハマダラミバエとタ... 投稿者:UG 投稿日:2026/02/16(Mon) 18:50:06 No.12109  引用    New!

シラホシハマダラミバエとタテジ... 投稿者:UG 投稿日:2026/02/16(Mon) 18:42:19 No.12106  引用    New!
いつも勉強させていただいております。

ミバエ標本を整理していて、当時タテジマハマダラミバエとしていた標本を改めてチェックしていましたが、諸々よくわからなくなってしまいました。

シラホシハマダラミバエとタテジマハマダラミバエという、よく似ているように見える2種について、

Hancock, David. (2011). An annotated key to the species of Acanthonevra Macquart and allied genera (Diptera: Tephritidae: Acanthonevrini)

上記論文の検索表をもとに調べてみたのですが、なんだか曖昧というか自信が持てません。
一応添付の画像の2個体は両者とも「シラホシハマダラミバエ」となりましたが、いかがでしょうか。

インターネットに転がっているタテジマハマダラミバエとされている写真を見ると、シラホシハマダラミバエばかりなのでは?なんて思えてきてしまっています。

標本情報:
No.775 大阪府高槻市 2020年5月採集
No.874 岩手県花巻市 2020年8月採集

何かコメントをいただけますと、大変ありがたいです。
よろしくお願いいたします。

Re: Syritta属のどれかでしょう... 投稿者:フクナガ 投稿日:2026/02/01(Sun) 14:02:09 No.12105  引用 
市毛様.

詳細な情報、非常に助かります。S. orientalisが変異に富んでいる上、
S. indicaまで可能性があるとなると種まで絞るのは非常に難しいですね。

鮮明な写真が無いにもかかわらず、とても丁寧なご説明ありがとうございました。

Re: Syritta属のどれかでしょう... 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2026/01/31(Sat) 22:30:37 No.12104  引用 
フクナガ様.

Syritta属は同定が難しく,雌雄共に写真での判別は困難です.

手持ちの標本が,thompsoniとpipiensしか有りません.
thompsoniは,雌雄共に腹部第2背板の斑紋は帯状で,中央部がやや暗化しても完全には中断されないようです.

本属の専門家であるLyneborg氏らは,
S. orientalis is a variable species, especially with regard to colour of the hind femora and of tergum 2.
と,orientalisの色彩での同定が難しいことを記しています.

写真のハナアブは,S.orientalisの可能性もありますが,台湾に分布しているS.indicaが沖縄で確認される可能性もゼロでは有りません.

分布:としては,
S. orientalis ヒメモモブト, 九州(宮ア), 南大東島; 台湾などの東洋区.
S. thompsoni ミナミモモブト, 八重山諸島; 台湾,インドネシア.
S. snyderi オガサワラモモブト, 小笠原諸島.
S. pipiens モモブト, 北,本,四,九,対馬, 五島列島; 全北区,ネパール, 他.

日本未記録種)
S. indica, 中国(広東省), 台湾,フィリピン等.

となっております.

参考文献
Lyneborg, L. & Barkemeyer, W. 2005. The Genus Syritta, A World Revision of the Genus Syritta Le Pelletier & Serville, 1828 (Diptera: Syrphidae). Entomograph 15. Apollo Books, Denmark. 224 pp.
岩ア郁雄. 2024. 宮崎県でヒメモモブトチビハナアブを確認. 月刊むし, (637): 28-29.

Re: Syritta属のどれかでしょう... 投稿者:フクナガ 投稿日:2026/01/30(Fri) 11:47:33 No.12103  引用 
撮影は2024年 10月3日です。

Syritta属のどれかでしょうか 投稿者:フクナガ 投稿日:2026/01/30(Fri) 11:45:49 No.12102  引用 
沖縄本島でハナアブを見つけました。Syritta属でしょうか?
Syritta属は国内に4種いるそうで、S.thompsoni か S.orientalis あたりかと思いますが、分布がはっきりわからずどれかわかりません。
タイミングが悪く不鮮明な画像しかありませんが、何かわかることがありましたらよろしくお願いいたします。

Re: ハヤトビバエ科? 投稿者:ツバ 投稿日:2026/01/28(Wed) 08:38:34 No.12101  引用 
市毛様

丁寧にありがとうございます。
Hayashi(1986)の検索不安要素について承知いたしました。
また、紹介いただいたサイトは写真を使用して種の同定の手順が説明されているのでわかりやすいですね。文中にあるカナダの文献を使って属まで検索をためしてみようと思います。
ありがとうございます。

Re: ハヤトビバエ科? 投稿者:茨城@市毛 投稿日:2026/01/26(Mon) 21:08:07 No.12100  引用 
ツバ様.

Hayashi(1986)でも,そこそこ行けると思いますが,収録種類数が既知種の半分以下な点が不安要素です.

その他,次のサイトも参考にしてみて下さい.
https://roukanomushi.blog.fc2.com/blog-entry-1374.html

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