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UG様.
この2種類は紛らわしいですね.わたしもよく混乱します. 写真の画像は,どちらも胸側部が広く黄色ですのでタテジマハマダラミバエです.シラホシハマダラミバエは胸側部が真っ黒です. その他,r4+5室に2つの透明紋を持ち,小楯板の中央に白色の縦帯を持つのがシラホシハマダラ,r4+5室に1つの透明紋を持ち,小楯板が黒くて末端が狭く白いのがタテジマハマダラです. なお,透明紋は時折小さくなることがありますので注意が必要です. ここらへんの区別点は,北隆館の原色昆虫大図鑑III(1965)や,新訂原色昆虫大図鑑III(2008)に書かれています. このr4+5室の透明紋の数で,Hancock(2011)のcuplet28でRioxoptilona formosana (Enderlein, 1911), Lenitovena trigona (Matsumura, 1905)の両種に分岐しています. ご指摘のように,朝日新聞の「タテジマハマダラミバエ/柑橘にくっついて」はシラホシハマダラですね.他にも逆になっているページがちらほらありますね. |
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市毛様.
詳細な情報、非常に助かります。S. orientalisが変異に富んでいる上、 S. indicaまで可能性があるとなると種まで絞るのは非常に難しいですね。 鮮明な写真が無いにもかかわらず、とても丁寧なご説明ありがとうございました。 |
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フクナガ様.
Syritta属は同定が難しく,雌雄共に写真での判別は困難です. 手持ちの標本が,thompsoniとpipiensしか有りません. thompsoniは,雌雄共に腹部第2背板の斑紋は帯状で,中央部がやや暗化しても完全には中断されないようです. 本属の専門家であるLyneborg氏らは, S. orientalis is a variable species, especially with regard to colour of the hind femora and of tergum 2. と,orientalisの色彩での同定が難しいことを記しています. 写真のハナアブは,S.orientalisの可能性もありますが,台湾に分布しているS.indicaが沖縄で確認される可能性もゼロでは有りません. 分布:としては, S. orientalis ヒメモモブト, 九州(宮ア), 南大東島; 台湾などの東洋区. S. thompsoni ミナミモモブト, 八重山諸島; 台湾,インドネシア. S. snyderi オガサワラモモブト, 小笠原諸島. S. pipiens モモブト, 北,本,四,九,対馬, 五島列島; 全北区,ネパール, 他. 日本未記録種) S. indica, 中国(広東省), 台湾,フィリピン等. となっております. 参考文献 Lyneborg, L. & Barkemeyer, W. 2005. The Genus Syritta, A World Revision of the Genus Syritta Le Pelletier & Serville, 1828 (Diptera: Syrphidae). Entomograph 15. Apollo Books, Denmark. 224 pp. 岩ア郁雄. 2024. 宮崎県でヒメモモブトチビハナアブを確認. 月刊むし, (637): 28-29. |
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撮影は2024年 10月3日です。
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市毛様
丁寧にありがとうございます。 Hayashi(1986)の検索不安要素について承知いたしました。 また、紹介いただいたサイトは写真を使用して種の同定の手順が説明されているのでわかりやすいですね。文中にあるカナダの文献を使って属まで検索をためしてみようと思います。 ありがとうございます。 |
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ツバ様.
Hayashi(1986)でも,そこそこ行けると思いますが,収録種類数が既知種の半分以下な点が不安要素です. その他,次のサイトも参考にしてみて下さい. https://roukanomushi.blog.fc2.com/blog-entry-1374.html |
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